ぽれぽれ育児

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母乳育児の体重増加量はハッキリ分かっていない

母乳育児がうまくいっているかの目安となるのが、赤ちゃんの体重です。

ところが、指導される体重が、相談する相手によって全く違う!

助産師さんは、「出生時の体重から1kg増加している必要がある」

小児科医は、「産後入院中の最低体重から750~900g(1日平均25g~30g)増加していればよい」

とのこと。

ただでさえ母乳育児に四苦八苦している中、医療従事者の間でも言っていることが違うので、困惑していましました。

そこで、母乳育児の専門家集団である、WHO/UNICEFと国際ラクテーションコンサルタント協会、ラ・リーチェ・リーグ・インターナショナルの資料を比較することにしました。

 

母乳育児の専門家でも、体重増加の目安は若干異なる

まず知っておきたいのが、母乳で育つ赤ちゃんは、ママのおっぱいが十分に出るようになるまで体重が減るということ。

よく、「赤ちゃんはお弁当と水筒を持って生まれてくる」と言われます。

この言葉が示すように、赤ちゃんは、生後数日間おっぱいが飲めなくても大丈夫なように、水分と皮下脂肪等のエネルギー源を備え生まれてきます。

下表は、体重増加の目安とともに、その体重減少の範囲と出生体重に戻るまでの期間についても示しています。

 

  WHO/UNICEF 国際ラクテーションコンサルタント協会 ラ・リーチェ・リーグ・インターナショナル
生後早期の体重減少 7~10%以内 7%以内 -
出生体重に戻るまでの期間 生後2~3週間以内 生後10日以内 生後10~2週間以内
体重増加の目安(生後1カ月) 125g/週以上増(17.8g/日)
500g/月以上増(16.6g/日)
20~30g/日増

24g/日増

(16~20gでOKな赤ちゃんもいる)

 

比較してみると、体重減少の範囲と期間、体重増加の目安は団体によって少し見解が違うようです。

WHO/UNICEFの数字は、国際ラクテーションコンサルタント協会とラ・リーチェ・リーグ・インターナショナルと比べると、甘めの印象ですね。

 

赤ちゃんの体重が増えないとき 

どの数字を指標にするかは、個人の考えによって異なると思います。

ただ、赤ちゃんの体重増加量が、指標とする数字を下回った場合は、安易にミルクを与えるのではなく、母乳育児に理解のある小児科または母乳外来を受診することを強くおススメします。

体重増加が伸び悩むというのは、多くの場合、おっぱいのふくませ方(ラッチオン)と授乳時の姿勢(ポジショニング)、頻回授乳で改善します。

驚くことに、基本的なこの3つを適切に指導できる医療従事者は大変少ないです。

「母乳マッサージ歴ウン十年」を売りにしている助産師さんは多いですが、ラッチオンとポジショニング(とくにラッチオン)をわかりやすく指導できない人、多いです。

経験と感覚ではなく、論理的に教えてほしいものです。

小児科または母乳外来を受診する際は、医療従事者が国際認定ラクテーション・コンサルタント(IBCLC)の資格を保持しているかを確認してみるのも一つの手ですね。

 

以上、「母乳育児の体重増加量はハッキリ分かっていない」でした。 

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