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母乳育児の成長曲線を比較してみた(厚労省、WHO、日本母乳哺育学会)

母乳不足感に悩んだときに頻繁に手にするのが、母子手帳にのっている「乳幼児身体発育曲線」だと思います。

体重の増え方が、発育曲線のカーブより少しでも外れていると、「おっぱいが足りてないのかな…」と不安になりますよね。

ただ、母子手帳にのっている「乳幼児身体発育曲線」は、ミルクで育っている赤ちゃんも含まれているため、完全母乳の赤ちゃんの成長曲線としては、不適切であるといわれています。

そこで、母子手帳厚労省)の「乳幼児身体発育曲線」、「WHOの成長曲線」、日本母乳哺育学会が公表している「母乳育児専用の成長曲線」の3つの成長曲線を比較してみました。

 

母子手帳厚労省)の「乳幼児身体発育曲線」

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<メリット>

 ・日本人のデータ。

 ・サンプル数が多いので、正確な数値。

<デメリット>

・完全母乳、混合栄養、ミルクのみの赤ちゃんが混じっている。

 

引用元:

平成22年乳幼児身体発育調査の概況について |報道発表資料|厚生労働省

  

WHOの成長曲線

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男子

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女子

<メリット>

・サンプル数が多いので、より正確な数値。

・完全母乳のデータ(最初の6カ月)

<デメリット>

・日本人以外の民族&人種が混じっている。

  

引用元:WHO | Photos and Graphics

 

日本母乳哺育学会の「母乳育児専用の成長曲線」

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<メリット>

・日本人のデータ。

 ・完全母乳のデータ。

<デメリット>

・サンプル数が少ない。(647人)

 

引用元(PDF):http://square.umin.ac.jp/bonyuu/info/hatuikukyokusenkaitei2015_20161022.pdf

 

比較

赤ちゃんの体重増加量は、「WHOの成長曲線」>「乳幼児身体発育曲線」>「母乳育児専用の成長曲線」の順になっています。

また、「母乳育児専用の成長曲線」は、母子手帳の「乳幼児身体発育曲線」や「WHOの成長曲線」と比べて、10%タイル近く低値になっています。

 

まとめ

完全母乳の赤ちゃんは、ミルクで育つ赤ちゃんと比べると、成長が緩やかです。

なので、完全母乳の赤ちゃんを母子手帳にのっている「乳幼児発育曲線」にあてはめた場合、母乳不足と診断されることがあります。

完全母乳で育てている場合は、「乳幼児成長曲線」だけでなく、「WHOの成長曲線」や日本母乳哺育学会が公表している「母乳育児専用の成長曲線」を参考にしてみてもよいですね。

 

以上、「母乳育児の成長曲線を比較してみた(厚労省、WHO、日本母乳哺育学会)」でした。

 

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porepore-ikuji.hatenadiary.com

 

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